第5回東工大COIシンポジウム 2021年3月5日
第5回COIシンポジウムを3月5日にオンラインにて開催しました。
今年はコロナ禍で人々の行動様式に関心が高まっている状況を踏まえて、当研究拠点のテーマである「サイレントボイスとの共感」のコンセプトにおけるフィードバックに焦点を当て、
「これからの『かっこいい行動様式』を創るフィードバックループとは?」というテーマで開催しました。
初めてオンライン形式によるシンポジウムで、リモートにより青山学院大学の飯島渉教授から新型コロナ感染症が広まっている状況を踏まえ「感染症対策における行動変容の歴史的文脈」と題する基調講演、
また株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所の舩橋真俊氏からは農業の視点で「協生農法の推進に伴う自発的な行動変容」と題する基調講演を行っていただきました。
どちらも当拠点にとっては全く新たな分野となる話を伺い、その後のパネルディスカッションにおいては我々が現在研究開発を行っている各テーマにおける行動変容との関連付け、すなわち身近なサイレントボイスに気づき、
人と自然が共生していく、人々が助け合う社会を実現する行動変容にどう結び付けるかなど活発な議論が行われました。
当日は企業や大学、研究機関など幅広い分野から200名を超す聴講を賜り、新たな気づきが得られたものと思います。参加していただきました皆様には心より御礼申し上げます。
シンポジウム事務局 ビデオ参加画面
シンポジウム事務局
ビデオ参加画面
関連リンク:東工大COIシンポジウムちらし